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2007年度参加者の体験談
 僕は2007年の4月に名古屋に引っ越してきました。それまで彦根という田舎でのんびりすんでいたので、あまり英語に興味は無かったのですが、お父さんのお友達が桜山プライムスクールで英語をしているので「やってみないか」と言われ通うことにしました。

 5月の終わりぐらいに桜山プライムスクールに通いはじめたらすぐお父さんから「夏休みにシアトルでキャンプにいきたいか。」と聞かれたので、少し不安はありましたが「うん」と返事をしました。後からよく考えてみるとハワイは毎年家族で行っているので飛行機は大丈夫ですが、買い物をするのもご飯を注文するのも全部お父さんがやっていたので「えらい事になった」と少し後悔しました。その事をお父さんに相談すると「身ぶり手ぶりと後は笑顔でなんとかなる。最初はみんなそうや。お父さんもそうやった。」と簡単そうに言ったので僕はますます不安になりました。

 旅行の日程が決まり、シアトルについていろいろ調べてみるとハワイと違って寒そうなところだと思いました。弟はイチロー選手の大ファンなので「来年はぼくも行く」と言っていましたが、ぼくは野球よりチェスの方が興味があるのでチェスができる友達ができたらな〜と思いました。出発の当日までいろいろそろえないといけないものもあり、ほとんど英語の勉強はできませんでしたが、なんとかなるだろうと思って、家族と中部国際空港に行きました。当日は彦根からおじいちゃんとおばあちゃんも見送りに来てくれました。はじめて家族と別れてすごすので少しさみしく思いましたが、がんばろうと思いました。家族と別れてから一度成田空港に行ってからシアトルに向けてとびました。飛行機の中は快適でビデオを見たり、ゲームをしたりしました。ただ前に機内食を食べて具合が悪くなった経験があるので機内食を食べずにいたらシアトルに着いたときはおなかがぺこぺこでした。

 シアトルに朝ついた時曇り空でした。ジョンさんの車に乗ってキャンプ場まで連れていってもらいました。窓から見える景色は自然がいっぱいでアメリカに来た実感がわきました。キャンプ場ではアメリカの友達がすでに来ていて、荷物を置き部屋割りをしてリーダーのホーマーさんにあいさつをしました。ホーマーさんはからだが大きくてびっくりしましたが、とてもやさしそうな感じがしました。ぼくのほかに七人の友達を一週間過ごしましたが一番印象に残っているのはターザンロープで木から木に渡してあるロープにつかまって滑り降りていく遊びです。またカヤックを一人で漕いだのも貴重な体験でした。日本ではなかなか子供だけで船をこいだりできないのでやっぱりアメリカはすごいなと思いました。

楽しいキャンプも終わりジョンさんの車でホームステイ先の家に向かいました。ところが途中で車が動かなくなりどうなるかと心配しましたが、ジョンさんが友達に電話をかけて助けてもらいました。ホームステイ先に到着すると急いで荷物をまとめ、今度はキャンピングカーに乗って海の近くのキャンプ場まで行きました。はじめてキャンピングカーに乗ったので車の中にベッドや台所がついているのにびっくりしました。着いてすぐに近くにキャンピングカーを止めている人とチェスをしました。その人はケビン君といい十二歳でした。ケビン君とは三回チェスをしましたが三連勝しました。アメリカの人と念願のチェスができたのはうれしかったです。

ぼくのアメリカでの二週間はキャンプばかりでしたが、とても楽しい二週間でした。しかし、言葉がもっと話せたらもっと楽しかったと思うので少しくやしかったです。今度は英語を勉強していろいろなことを話せるようになって、いつかかならずもう一度シアトルに行きたいと思います。最後になりましたがお世話になったKECの先生とチャンスをくれたお父さんとお母さんに感謝したいと思います。



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