教師になるために日々勉強中の 小井 万澄さん
小井 万澄 さん (幼稚園年少~高校3年生まで通学)
今どんなことをしていますか?
現在は愛知教育大学で、教員になるための勉強をしています。子どもたちと触れ合いながら自分の視野を広げるためにボランティア活動にもたくさん取り組んでいます。留学も検討・計画をしています。
KECに通っていたころの思い出は?
15年間通っていたので、思い出がたくさんあって書ききれません。もう今はいらっしゃらない先生方にも本当にお世話になりました。また会いたいなとひそかに思ってもいます。 よく覚えているのは、私は出された宿題をいつも忘れて、“I forgot my homework.”と毎回のように言っている生徒でした。宿題よりも、友だちや外国人の先生と英語で会話をすることが楽しかったという記憶があります。先生の質問に英語で答えたり、フレーズをリピートするのがとても楽しかったです。音楽に合わせて発音したり、覚えて歌ったりもしました。Globe Walkerでの会話では、添乗員役をして“Chicken or Fish?”と乗客に尋ねたことを今でもはっきりと覚えています。この会話はクラスみんなの前でやったので緊張はしましたが、とても楽しかったです。また、BBカードで、“One two take a chance.”と言いながらカードをめくったのも印象に残っています。ちなみに今でもBBカードの文章を言えますよ(笑)。 サマーキャンプとハロウィーンキャンプも毎年恒例の行事で最高の思い出です。私にとってこの2つのキャンプに参加することは当たり前のことでした。募集がかかるとすぐ親に「申し込んでおいて」と頼んでいました。とても貴重な体験をたくさんさせていただくことができました。
あなたにとって「英語」とは?
1つ目は英語も日本語と同じコミュニケーションツールであるということです。当たり前と思われる方もいるかもしれませんが、私はこの認識がとても大切だと思っています。なぜなら海外でその国の文化や価値観、常識を知る上で英語はコミュニケーションツールとして必要だと思うからです。英語が使いこなせるようになれば友だちや仲間が増え、一緒に楽しい時間を過ごしたり生活したりすることもできます。2つ目は、英語は視野を広げるための手段であるということですが、今はネットで何でも調べることができる時代です。しかし、海外の方の話を直接聞いたり現地に行く方が、自分の経験として身に付くし、その国独自の考え方を肌で感じることができます。そのためにも英語が必要だと考えています。
これからの夢、ゴールは?
子どもたちから「信頼できる」と思ってもらえるような先生になることが目標です。そのためには、子どものことをよく観察し、適切な支援や補助・指導をすることが必要です。KECで経験したボランティア活動を生かして頑張っていきたいと思っています。また、小学校で英語教育が始まったことを踏まえて私には2つの目標があります。1つ目は、子どもたちが中学生や高校生、社会人になっても英語を嫌いになったり、抵抗感を持つことがないように、指導をしていくことです。KECの授業内容を参考にしたいと思っています。2つ目は、英語を「勉強する」のではなく、「楽しむ」教科にできるような先生になることです。抵抗なく英語が子どもたちの中に入っていけるような指導者になりたいです。
KECのみなさまへメッセージ
3つほどお伝えしたいことがあります。1つ目は、KECは英語を「勉強する」ためではなく、英語で「楽しもう」という場所だということです。先生方がたくさ んの楽しいアクティビティを用意してくれているので、楽しく英語に触れることができて、自然に英語が身についていくでしょう。2つ目は、間違えることは恥ずかしいことではないということです。英語で話そうとして間違えてしまったり、うまく相手に伝わらなかったりすることはよくありますし、実際私もそうでした。そういう時は先生に「何と言えばいいですか」と遠慮せずに聞いてみましょう。優しく教えてくださるし、教えてもらったことは絶対に記憶に残ります。ミスはできるようになるための秘訣です。英語ができる人ほどたくさんミスをしていると思います。3つ目は、KECを活用することです。KECで英語4技能を鍛えることをおすすめします。学校でも英語の授業はありますが、細かい発音や間違いを訂正する時間がありません。しかしKECでは、ネイティブの英語を聞けてリスニング力が上がるほか、発音も細かく教えてくださるので、スピーキング力やリーディング力も向上します。さらに、自作の英作文を丁寧に添削してくださるので、ライティング力も上がります。つまり、KECで英語の技能をすべて身につけることができるのです。KECは皆さんのことをいつも考えてくださっているとても心強い場所です。是非KECを自分のために活用して英語という武器を身につけてください。