カナダの大学でマーケティングを学び「海外で英語を使って働く」夢を叶えた小池 優太 さん

小池 優太 さん (4~15歳までKEC英会話スクールに通学)


現在はカナダのサイモンフレーザー大学でマーケティングと戦略分析を中心に勉強をしています。昨年の秋には現地の農業コンサル会社でインターンをさせていただき、「海外で英語を使って働く」という4歳からの長年の夢を叶えることができました。

KECで最も印象に残っている思い出はスピーチコンテストに出場をしたことです。小学五年生の時に「So Cool Japanese Comics」という自分の体験談をもとに作ったスピーチを発表しました。初めてのスピーチということもあり不安もありましたが、「どうすればもっと伝わりやすい言い方ができるかな?」とクラスの先生方が優しくサポートをしてくださりました。

また、当時見るのが大好きだったTED Talkのプレゼンターたちを参考に、「どう話せば観客をひきつけられるのだろう?」ということを考えながら家で毎日練習をしていたのを覚えています。その時に身につけたジェスチャー、アイコンタクト、抑揚の付け方は大学の授業でプレゼンを行うときにも常に心がけています。

私にとって英語というのは人生の可能性を大きく広げてくれたかけがえのない存在です。英語を身につけたことによってより多くの人とコミュニケーションを取ることができ、そのおかげでより多様な考え方と触れ合うことができています。

英語を話せる人の数は約15億人いるそうですが、それだけ多くの人と会話をできるというのは想像をするだけでもなんだかワクワクします。

私の将来の夢は、どんな形であれ日本の未来に貢献することです。大学一年生のオリエンテーションで「日本から来たんだ」と自己紹介をした時、多くの人が「僕/私、日本が大好きなんだよね!」と想像以上にポジティブな反応をしてくれたのを覚えています。カナダという文化の多様性に富む国に留学をしたことで、日本がいかに世界中の人々から愛されているのかを実感しました。

また、日本を離れて生活する中で、日本の交通機関の利便性や食の質の高さなど、日本の「当たり前」に対するありがたみを感じました。しかし、その反面で国内には日本の未来に不安を感じる人が多いのも事実です。海外の人が日本を愛してくれているように、日本人自身も「日本っていい国だよね」と感じられる社会を創る一助になれたらと考えています。

皆さんにはぜひ英語を「勉強をする言語」ではなく「自分の一部」として捉えてほしいです。なぜなら英語は自分の表現力を豊かにし、自分の可能性を広げてくれるツールだからです。

では、どのように英語を自分の一部にすることができるのか。最も大切なのは日々の生活に英語を散りばめることです。生まれたばかりの時には何も話せなかったはずが日本語に触れる毎日を送ることで日本語をいつのまにか話せるようになっていますよね。それと同様、英語に日々触れることが英語を自分の一部にするために最も大切なことだと思います。

まずは英語で海外のYouTubeを見るところから始めたっていいのです。自分が楽しい、面白いと思えるものに英語で触れることで自然と新しい言葉や綺麗な発音などが身につくはずです!


的馬から一言

4歳でKISに入り、その後中学校卒業までKECで学んでくれました。お家でも英語で話すようにしているとお母さまがおっしゃってましたが、とにかく発音が綺麗!絵本の朗読にも聞き惚れましたし、スピーチは説得力があり惹き込まれました。コンテスト受賞の常連さん、笑。とにかく本が好きで、毎週ライブラリーで借りたその場から歩きながらでも読み出すので「Yuta、危ないから教室戻ってから読んで」と何回か声かけたのを覚えています。夢の実現、応援しています!